「農業×テクノロジーに興味がある!」、「アイデア創造ってどうやるの?」、「プレイベントってどういうことをやったの?」、「アグリテック甲子園に出てみたい」というみなさんへ、役立つ情報をお届けするページです。
アイデアを生み出し、形にするまでのノウハウをSBイノベンチャーよりお伝えします。2021年8月21日(土)に開催した「アグリテック甲子園2021 アイデアソン」で使用したワークシートを用いて説明します。
ワークシートは下記からダウンロードできます。
ビジネスアイデアを創る上で真っ先に設計しないといけないのが、基盤となる「顧客・課題・解決策」です。この基盤を固めずに進めてしまうと、サービスを作った後で利用してくれる顧客がいなかったり、実際には顧客が求めている解決策ではなかったなどと問題が起きてしまいます。そうなると今までの検討が全て無駄になってしまうので、「顧客が存在すること」・「課題を抱えていること」・「解決策を必要としている」ということが重要になります。
「顧客・課題・解決策」の重要性が理解できたら、実際のワークを始めましょう!皆さんのまわりでは、農業に関してどんな課題がありますでしょうか? 頭を柔軟にして、ノート等に課題だと思うことをたくさん洗い出してみてください。ここでは深く考えず、思いついたものをどんどん出していくことが大事です。課題の洗い出しが終わったら、どの課題が一番深そうか(=大変そうか)を考え、一つ選定してみてください。
課題を一つ決めたら、その課題について更に深堀をしていきます。ワークシートを見ながら、深堀の作業を行ってみましょう。
次は「ターゲット顧客の特定」です。ターゲット顧客を特定する方法として、まずはその課題を持っているヒトを具体的にイメージしてみてください。イメージが出来たら、自分達の顧客になるのは「個人(BtoCモデル)」なのか、「企業(BtoBモデル)」なのかを整理して、ワークシートを埋めながら考察してみましょう。
最後は「解決策の検討」です。解決策を創出するにあたり、まずは前のワークで特定した「ターゲット顧客」の「理想的な状態」を考えてみてください。理想的な状態が描けたら、課題の部分と紐づけながら解決策を検討し、どんな提供価値を与えるサービスにするか考えてみましょう!
以上で、「顧客・課題・解決策」の仮説設計は終了です。次のアクションとして「実際に課題を持っている顧客がいるのか?」「解決策を求められているのか?」などを仮説検証していくと、さらに良いアイデアへブラッシュアップができます。アイデアソンに参加できなかった学生も、ぜひこのコンテンツを見てアイデア創出にチャレンジしてみてください。農業に対する熱い思いが込もったアイデアに出会えることを、我々SBイノベンチャーも楽しみに待ってます。みなさまのご応募お待ちしております!
contact us お問い合わせ